早稲田大学繊維研究会のファッションショーに向けた挑戦

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早稲田大学繊維研究会がファッションショーに向けて「透き間、仄めき」というタイトルを決定。意図的な空間や日常の美を探求し、独自の服作りに挑戦しています。

要約すると早稲田大学繊維研究会は、1949年に創立された国内最古のファッションサークルであり、現在はファッションショーの準備に取り組んでいます。

この記事では、同研究会のショーに向けたプロセスを全4回の連載で紹介しており、今回はその第2回目にあたります。

代表の井上航平さんと小山萌恵さんが、ショータイトルの決定や服作りについて語る内容が中心です。

まず、井上さんが今年度のショーのタイトルを「透き間、仄めき」と決定した経緯を説明しました。

このタイトルは、小山さんが提案した「みえないものをみるとき」というコンセプトを基にしていますが、井上さんはその抽象度の高さに苦戦したと語ります。

具体的なイメージを持つために、日常生活の中での「みえないもの」の例や、江ノ島でのルック撮影の記憶を参考にしました。

特に「余白の美学」からインスパイアを受け、「すきま」という言葉が浮かび上がりました。

井上さんは、「透き間」という言葉の意味を説明し、一般的な「隙間」との違いを強調しました。

「透き間」は意図的に生まれる空間を示し、ふと目に入るような情緒を感じさせるものであると述べています。

また、タイトルに含まれる「仄めき」という言葉も、ほのかに見えることを意味し、漢字の持つ密度の小ささが「透き間感」に合致しているとしています。

これまでのタイトルが合成語であったのに対し、今回はシンプルに二つの単語を結ぶ形を取っており、その読点が声に出して読んだときに間を生み出す役割を果たしていると井上さんは説明しました。

このように、早稲田大学繊維研究会は、独自の視点で服作りに取り組み、深いメッセージを持ったショーを目指しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cca9ac282b1e344249bd66f5e80325f0182be5ae

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