Beatsは新型完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」を発表。心拍数モニタリング機能や音質向上、バッテリー性能の強化を実現し、アスリート向けに特化した製品として注目を集めている。
この製品は2019年に登場した「Powerbeats Pro」の後継モデルであり、約1,000人のアスリートを対象に1,700時間のテストを行った結果、柔軟性と頑丈さを兼ね備えたニッケルチタン合金のイヤーフックを採用し、フィット感を向上させた。
音響面では、9.5mmのデュアルレイヤーカスタムトランスデューサーを搭載し、全高調波歪を最小限に抑える設計を施し、音質の向上を図っている。
また、Dolby Atmosによる空間オーディオ再生にも対応している。
特筆すべきは、Apple Watchの心拍数モニタリング技術を小型化し、心拍数モニタリング機能を搭載したことだ。
この機能は、毎秒100回以上のデータを取得し、5秒ごとに結果を出力する。
iOSデバイスでは「ヘルスケア」アプリと連携し、ワークアウトの開始や終了に合わせて自動的にモニタリングを行う。
バッテリー面では、ANCオフ時で最大10時間、ANCオン時で最大8時間の連続再生が可能で、ケースを利用すれば最大45時間に達する。
さらに、Fast Fuel機能により5分の充電で最大1.5時間の再生が可能で、Qi規格のワイヤレス充電にも対応している。
発売にあたっては、メジャーリーグの大谷翔平選手やNBAのレブロン・ジェームズ選手、サッカーのリオネル・メッシ選手がキャンペーンに参加しており、彼らのコメントも発表されている。
全体として、Powerbeats Pro 2はフィットネス用途に特化しながらも、音質や機能性において高い評価を得ている製品と言える。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca201385b667d3b92ef15df735eafc53c5e53b40