アドビが「Acrobat AIアシスタント」を日本で提供開始。生成AIがPDF文書の要約や情報提供を行い、生産性向上に寄与。
この新機能は、「Adobe Acrobat Reader」と「Adobe Acrobat」に統合されており、PDF文書のコンテンツに基づいて、ユーザーとの対話を通じて情報を提供します。
具体的には、ユーザーが質問をすると、関連する回答を生成したり、文書の要約を行ったりすることができます。
生成要約機能は、複数の文書や長文を解析し、全体またはセクションごとの要約を提供するため、AIが事実に基づかない情報を生成するハルシネーションを避けることができます。
また、インテリジェントな引用機能により、アドビの独自のアトリビューションエンジンが引用を生成し、ユーザーは情報源を簡単に確認できる仕組みが整っています。
さらに、要約された情報は、電子メールやレポート、プレゼンテーション形式に整形し、簡単に共有することが可能です。
Acrobat AIアシスタントはPDFだけでなく、WordやPowerPoint、会議の議事録など、さまざまな文書形式にも対応しています。
顧客データのセキュリティにも配慮されており、ユーザーの同意なしにドキュメント内容が保存されたり、AIアシスタントのトレーニングに使用されたりすることはありません。
アドビは、サードパーティーの大規模言語モデル(LLM)が同社の顧客データをトレーニングすることを禁止しており、独自のAIがPDFの構造と内容を理解することで、出力の品質と信頼性を高めています。
月額680円の追加サブスクリプションで利用可能で、デスクトップ版、ウェブアプリ、モバイルアプリ、ブラウザ拡張機能で利用できます。
モバイル版では音声コマンドにも対応しています。
アドビの立川太郎氏は、この機能を利用することで日本市場における業務の生産性が向上し、デジタルドキュメントの価値が再定義されると期待を寄せています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/680c75a3522c420b7baab1a6cdd50622c6a1b168