JPXの山道CEOが東京証券取引所の職員によるインサイダー取引疑惑について謝罪し、調査を進める意向を示しました。
要約すると日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(CEO)は、東京証券取引所の職員によるインサイダー取引疑惑について謝罪し、記者会見を開きました。
彼は「市場関係者に迷惑と心配をかけ、おわびする」と述べ、自身の責任については現時点で明確な回答を避け、「調査結果を踏まえて厳粛に対処したい」との意向を示しました。
この疑惑は市場の信頼を損なうものであるとして、山道氏は深刻に受け止めていると強調しました。
JPXはすでに9月27日付で独立社外取締役による調査検証委員会を設置し、問題の調査を進めています。
公表を控えていた理由は、証券取引等監視委員会による調査に影響を与えないためだと説明しました。
調査検証委では、社員教育や情報管理体制に問題がなかったかを確認し、JPXは結果に基づいて内部管理体制の強化や再発防止に努める方針です。
また、証券取引等監視委員会は、東証の社員に対して金融商品取引法違反(インサイダー取引)容疑での調査を行っています。
この一連の出来事は、JPXの信頼性に影響を及ぼす可能性があり、今後の対応が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ec15edcd34677d0dc99bbdd73fb8de5b8cdc836