バスケットボールBリーグが2026年から導入するサラリーキャップにより、上限超過クラブは降格や制裁金を科されることが決定。
この上限は8億円に設定されており、もしこの上限を超過したクラブには厳しい制裁が科されることになります。
具体的には、超過したクラブは翌々シーズン終了後に新たに設立される2部リーグ「Bリーグ・ワン(Bワン)」に降格させられることが決まっています。
また、超過した金額に応じて、翌シーズンの勝率計算において勝ち数が15差し引かれることや、超過金額の5倍にあたる制裁金が課せられることも明記されています。
さらに、選手への報酬が「サラリーフロア」と呼ばれる下限の5億円に満たない場合も、同じくBワンへの降格が適用されるため、クラブはこの基準をクリアする必要があります。
加えて、選手への報酬の支払いを引退後や退団後に先送りすることも禁止されており、これによりクラブの財務管理がより厳格に求められることになります。
この新しい制度は、Bリーグの競技環境を均衡させ、クラブの健全な運営を促進することを目的としています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/35750ba9755bc525669cbe55bc280972385a35c7
バスケBリーグがサラリーキャップを導入し、降格制裁を発表したことに対するネットのコメントでは、さまざまな意見が寄せられました。
まず、財力のあるチームが有利になる点について懸念が示されましたが、選手の質を向上させるためには上限を引き上げる必要があるとの意見もありました。
特に、海外のスター選手が国内でプレーすることで、Bリーグの人気が高まる可能性があると期待されていました。
また、キャップの基本額が8億円であることに対しても、ボーナスやスター選手条項を活用すれば、実質的には12億円程度の人件費を使えるという意見がありました。
しかし、8億円という上限が低すぎるとの声も多く、特にソフトバンクの選手たちの人件費を考えると、この金額では十分ではないと指摘されていました。
全体として、サラリーキャップの導入に対しては賛否が分かれつつも、選手の質やリーグの活性化に向けた期待が寄せられていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
財力があるチームが有利になってしまう点はあったが、活性化を促す為には上限を引き上げる必要があった。
S級の選手がプレーしている姿を国内で見られるようになれば、Bリーグがもっと人気になると思った。
キャップの基本は8億円だが、ボーナスを最大20%まで付けられるため、実質的には12億円ぐらい使えるかもしれなかった。
上限8億円では、ソフトバンクの近藤と柳田2人すら払えない状況だった。
サラリーが安すぎるとの意見が多く、選手の質を向上させるためには見直しが必要だと思われた。