MODEがキヤノンMJ、セーフィーと提携し、センサーデータと映像データを組み合わせた業務支援ソリューションを開発。生成AI技術を活用し、作業現場の効率化を図る。
この提携では、センサーデータと映像データ、さらに生成AI技術を組み合わせることで、より高度な業務支援ソリューションを開発することを目指しています。
MODEが提供する「BizStack」は、さまざまな作業現場からセンサーデータを収集・管理するIoTプラットフォームであり、2023年には生成AI機能「BizStack Assistant」が追加され、ユーザーはビジネスチャットを通じてAIアシスタントに質問や指示を出すことが可能になりました。
このAIアシスタントは、特に建設現場などで活用が進んでいます。
ユーザーは、センサーデータの変化を映像で確認できる仕組みを求めており、映像データの活用が新たなニーズとして浮かび上がっています。
さらに、生成AIの「マルチモーダルLLM」により、テキストだけでなく画像や映像も理解できる技術が、作業支援に新たな可能性をもたらします。
具体的には、ヘルメットを被っていない人の通知や、現場の混雑状況の可視化などが可能になるとされています。
MODEは、映像データを活用した機能を段階的に実装する計画で、数カ月以内にはAIアシスタント経由での映像呼び出し機能を導入したいとしています。
また、提携先のキヤノンMJとセーフィーは、映像データの価値向上やAIとの柔軟な連携を期待しており、MODEとの提携を通じて新たな顧客ニーズに応えるソリューションを提供することを目指しています。
MODEは、今回の提携により、これまでの50社以上のIoTセンサーデバイスメーカーとの連携に加え、映像ソリューションの分野でも新たな展開を図ることになります。
また、MODEはシリーズBの資金調達を行い、累計で約45.7億円を調達したことも発表しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d153dba401a588d5a5cefed0aab25985e1807845