韓国政府は北朝鮮が金剛山の離散家族面会所を撤去していることを確認し、中止を求める声明を発表。反人道的行為と非難し、法的措置を検討中。
要約すると韓国政府は、北朝鮮が金剛山観光地区内にある離散家族面会所を撤去していることを確認し、直ちにこの行為の中止を求めた。
統一部は、金剛山離散家族面会所は南北の合意に基づいて設置されたものであり、その撤去は強い遺憾を表明するとともに、反人道主義的な行為であると指摘した。
韓国政府は、離散家族の再会を願う人々の思いを踏みにじるこの行為を厳しく非難し、北朝鮮に対して撤去を直ちに中止するよう強く促した。
また、この撤去行為は韓国の国有財産に対する重大な侵害であり、北朝鮮の一方的な行動は正当化されるものではないと強調した。
韓国政府は、必要な法的措置や国際社会との協力を検討しており、この問題に関して北朝鮮に全責任があることを明言した。
金剛山離散家族面会所は、2003年の南北赤十字会談の合意に基づき、2005年に着工し、2008年に完成した。
これまでの間、様々な理由で使用できない時期もあったが、2009年には初めて離散家族の再会行事が行われ、稼働を開始した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/920515a705d65ed0682b2e07e2e6a685e0ca7742