ジャガー・ランドローバーが『レンジローバー』などのリコールを発表。オイルフィルターケースの不具合で火災の危険性があり、無償修理を実施。
要約するとジャガー・ランドローバー・ジャパンは、2025年2月4日に『レンジローバー』スポーツなどのリコールを発表しました。
このリコールは、オイルフィルターケースに仕様と異なる材質のものが装着されていることが原因で、対象となるのは2022年4月から2024年3月までに輸入された『レンジローバー スポーツ』、『ディフェンダー110』、『ディフェンダー130』、および『レンジローバー』の計4車種、合計8台です。
不具合が発生すると、潤滑油の内部圧力に耐えられずオイルフィルターケースが破損し、飛散したオイルが排気管に付着することで火災の危険性が生じる可能性があります。
このため、ジャガー・ランドローバーは、全車両の原動機のシリアル番号を確認し、該当する原動機が搭載されている場合には、良品のオイルフィルターケースに交換する改善措置を講じることを決定しました。
なお、これまでに不具合や事故は報告されていないとされています。
このリコールは、本社からの情報に基づいて発覚したもので、消費者の安全を最優先に考えた対応といえるでしょう。
リコールの実施により、影響を受ける車両のオーナーは、適切な手続きを通じて無償で修理を受けることができます。
今後も同社は、製品の品質向上と顧客の信頼回復に努めていく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a9d37d1570de44d20aa49f1e4cf51c6d950a8f6c