川崎重工業が万博で未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」を発表。自動で公共交通を乗り継ぎ、誰もが利用しやすい移動手段を提案。
要約すると川崎重工業は、大阪・関西万博で展示予定の未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM(アリスシステム)」の説明会を神戸市の本社で開催しました。
このシステムは、利用者が目的地を設定し、箱形の客室に乗り込むことで、自動的に鉄道や航空機、船などの公共交通機関を乗り継ぎ、目的地に到着するという革新的な提案です。
川崎重工は、12の協賛企業・団体と共に「未来の都市」というパビリオンに参加し、会場では、幅約3.0メートル、奥行き約2.1メートル、高さ約2.1メートルの客室が鉄道車両に搭載される様子を展示しました。
このシステムは、特に車いす利用者などの移動を容易にすることを目指しており、誰もがアクセスしやすい公共交通の実現に向けたビジョンを示しています。
川崎重工は、客室を運ぶための鉄道や航空機、船舶のデザインも手掛けており、未来の移動手段としての可能性を広げています。
この取り組みは、公共交通の効率化だけでなく、環境への配慮やバリアフリーの観点からも重要な意義を持つものといえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d0b155eda0d13408371a609538c7cfadb286598