シエラスペース、VR35K-Aエンジン開発契約を延長

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シエラスペースが米空軍と契約を延長し、VR35K-Aエンジンの開発を続行。液体燃料エンジンは軍事・商業打ち上げに対応し、宇宙機の推進システムとしても利用予定。

要約すると米Sierra Space(シエラスペース)は、米空軍との契約を延長し、ロケットの第2段エンジン「VR35K-A」の開発と試験を進めることを発表しました。

この契約は1600万ドル(約24億6500万円)で、米空軍研究所(AFRL)が管理するプロジェクトの一環として行われています。

VR35K-Aエンジンは、約3万5000ポンドフォース(約1万6000キロ力)を発揮する液体燃料エンジンであり、軍事や商業の打ち上げに対応することを目的としています。

2023年7月には2260万ドル(約34億8100万円)の契約が結ばれ、最新の試験はウィスコンシン州の施設で行われ、エンジンの重要なターボ部品が検証されました。

統合試験も成功し、VR35K-Aは打ち上げ市場に提供されるだけでなく、宇宙空間での推進システムとしても利用される可能性があります。

これには宇宙機の機動制御や着陸機(ランダー)の降下システムが含まれ、Sierra Spaceは現在複数の打ち上げ事業者と応用について協議を進めています。

エンジンの開発は、ロケット上段の推進技術の向上を目指しており、今後の進展が期待されます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5d370eff6b0cd0e99a934125f37f630565f7c6f8

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