北朝鮮、金剛山の離散家族面会所を撤去

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

北朝鮮が金剛山の離散家族面会所を撤去。韓国側の施設が消える中、再会行事の再開が期待される。

要約すると北朝鮮が金剛山観光地区内にある離散家族面会所の撤去を開始したことが、韓国統一部の発表により確認された。

撤去作業は昨年末から進められ、面会所の最上階にある展望台や外壁のタイルが剥がされ、付属建物の壁も取り壊されている。

金正恩国務委員長は2019年に金剛山を訪れ、韓国側の施設をすべて撤去するよう指示しており、今回の撤去はその方針に基づくものと考えられる。

これにより、金剛山内の韓国側の施設は全て消えることになる。

離散家族面会所は2005年に着工し、2008年に完成したが、南北関係の悪化により長期間使用されていなかった。

最後の再会行事は2018年に行われて以来、7年近く行われていない。

この間、韓国側で離散家族として登録された約13万4000人のうち、2024年7月基準で生存しているのは約3万7000人に過ぎず、多くが高齢者であるため、毎年3000人以上が亡くなっているという厳しい現実がある。

光復80周年を迎えた今年、人道的な観点から離散家族再会行事が再開されることへの期待が寄せられている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/789749e4c19ca9f6f49f6249f7dbb6134fbf06e7

関連URL

2025年最新!北朝鮮のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。