厚労省が地下鉄サリン事件のカルテを電子化し保存することを発表。医療従事者からのヒアリングも実施予定。
要約すると厚生労働省は、1995年に東京で発生した地下鉄サリン事件の被害者に関するカルテを電子化し、保存することを発表しました。
この事件は、死者13人、負傷者5,800人以上を出した日本史上最も悲惨な化学テロ事件の一つです。
厚労省は、2019年度から2021年度にかけてこの事業の実施を検討し、その際に行った医療機関向けの調査によると、少なくとも1,000人以上の被害者のカルテや記録が現存していることが確認されました。
これらの記録は、将来的に医療や災害対策に役立てるための重要な資料となると考えられています。
また、事件に関与した医師や看護師などの医療従事者からヒアリングを行い、彼らの経験や知見を基にした教訓も残す方針です。
この取り組みは、過去の事件から学び、今後の医療体制や危機管理に活かすための重要なステップといえるでしょう。
厚労省は、さらなる記録の保存に努め、事件の教訓を次世代に伝えていくことを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/04a80f96f10af4f0351ef7799ce808baf7ef84a7