みんなのコードが「みんなで生成AIコース」を無償提供、教育現場での生成AI活用を促進。
このプロジェクトは、株式会社セールスフォース・ジャパンの支援を受けており、学校現場での生成AIの適切な活用を促進することを目的としています。
2023年12月にβ版がリリースされ、2024年11月時点で累計メッセージ数が100万件を突破しました。
特に小学生の利用が活発で、児童1人当たりの平均プロンプト数は37.31回と中学生(34.14回)、高校生(22.78回)を上回っています。
2025年1月までの累計利用者数は36,422人に達し、教育現場での関心の高さが伺えます。
このプログラムでは、生成AIの基礎を学ぶ「生成AIの基礎・サービス利用方法編」と、授業実践例を学ぶ「『みんなで生成AIコース』授業実践編」が提供されており、学校での利用にはアンケートへの回答などの協力が求められます。
全国の希望するすべての学校が無料で利用可能で、導入校の教員からは「子供たちだけでは思い付かないようなアイデアを短時間で示してくれ、それをもとに発想を広げていくことができた」といった声が寄せられています。
また、児童生徒からも「実際に使ったことで扱いの難しさや、ミスすることもあることを理解できた」との感想が報告されています。
このコースは2026年3月31日まで無償提供される予定で、希望する学校はフォームから申し込みが可能です。
みんなのコードの利根川裕太氏は「地域や環境に関係なく、すべての子供たちに生成AI時代の情報教育を届けることが使命」と述べ、今後も生成AIを利用した情報教育の実践を続ける方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25303bc5fc0fb1079f64d7084f3f941b76afe76d