楽天モバイルが新たなキャンペーンを発表し、学生や新社会人に最大1.4万円還元することで、実質無料で利用できる仕組みを強調。競争を促進しつつ、契約者数1000万を目指す戦略を展開しています。
このキャンペーンでは、学生や新社会人を対象に最大1.4万円のポイント還元を行い、実質無料での利用を可能にすることを目指しています。
楽天モバイルの鈴木和洋共同CEOは、日本の経済成長が停滞する中で通信費が下落している現状を説明し、楽天モバイルの市場参入が競争を促進していることを強調しました。
現在、楽天モバイルの契約者数は830万を超え、顧客満足度も2年連続でナンバーワンを獲得しています。
鈴木氏は「楽天エコシステム」を利用することで、楽天モバイルを「実質無料」で利用できる仕組みを説明し、例えば楽天市場での買い物によるポイント還元を活用することで、通信料を相殺できると述べました。
特に、5歳から18歳の学生と19歳から25歳の新社会人を対象にした「学生応援キャンペーン」と「新生活応援キャンペーン」では、いずれも最大1万4000ポイントが還元され、3GBまでの利用で1年間の通信料を実質無料にできるとしています。
質疑応答では、競合他社が料金を値上げする中で、楽天モバイルの価格戦略についての質問が相次ぎ、鈴木氏は適切な利益を確保しつつ、料金の変更は考えていないと答えました。
また、AIを活用した電力消費の削減にも取り組んでおり、今後はシニア層向けのプログラムも計画しているとのことです。
楽天モバイルは、次の目標として契約者数1000万を目指し、エコシステムを活かした戦略を展開していく意向を示しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f033e35dd2dfa772fc43cd85ce1c8b2274bae347