神戸市が2026年に中学部活動を終了し、地域クラブ「コベカツ」へ移行。申請は140件を超え、バレーボールなど多様な種目が注目されています。
これは、政令指定都市である神戸市が初めての試みであり、地域クラブへの移行は多くの地域から注目されています。
昨年1月16日から運営団体の募集が始まり、1月27日の時点で140件以上の「コベカツクラブ」の申請がありました。
申請の第一期は2月16日で締め切られますが、今後も追加の募集が予定されています。
この動きに対しては、現場からの反応が様々であり、中学部活動のバレーボール指導者を対象としたアンケートでは、約30%が地域移行について「人に説明できる」と答え、36%が「何となく理解中」と回答しましたが、32%は「情報が足りない」と感じていることが明らかになりました。
部活動の地域移行は、ボランティア教員の働き方や少子化による部活動の縮小といった問題が絡んでおり、改革の大きなポイントとなっています。
特に、バレーボール競技の普及と発展においては、中学から始める子どもたちの競技との出会いの機会を確保することが重要視されており、今後の大会運営や活動内容に注目が集まっています。
1月27日時点での申請状況では、バスケットボールが18件、バレーボールが15件、ダンスが14件と続いており、ボルダリングやドローンといった新しい種目の申請も見られます。
一方で、私立中高一貫校や強豪クラブチームの状況は異なり、今後は教育の枠を超えた競技団体との連携がますます重要になると考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2dcf514f6829ad10e90dfa63465355c29068e0ce
神戸市が2026年に中学の部活動を地域クラブに移行することに対して、親たちから多くのコメントが寄せられました。
特に、移行時に新入生を持つ家庭は情報不足に不安を感じており、どのクラブが自分の子供の学校に来るのか早く知りたいという声が多くありました。
また、学校単位でないと大会に出られない競技があるため、神戸市の子供たちが参加できない可能性が懸念されていました。
吹奏楽などの活動が指導者不足で消えてしまうのではないかとの意見もあり、活動の質や持続可能性についての不安が広がっていました。
さらに、部活動がなくなることで、やらない選択をする子供たちが増えるのではないかという懸念も示されました。
親たちの中には、部活動を通じて子供が成長し、体つきが変わったことを喜ぶ声もありましたが、地域クラブが学校の部活動と同じような経験を提供できるのか疑問視する意見もありました。
教育委員会には、現在の状況や今後の方針についてしっかりと説明することが求められていました。
全体として、親たちは子供たちの未来に対する期待と不安が入り混じった複雑な思いを抱いていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
あまりに情報が少なく、移行時期にちょうど入学するお子さんとご家族は不安だろうなと思います。
自分の子供が現在中学生ですが、部活の活動時間は私が中学生の頃に比べてかなり短くなっています。
我が子が中学1年の夏に移行になります。
情報が少な過ぎて不安しかないですが。
果たして子どもたちに良い影響になるのか、そうでないのか。
お金払ってやるならコベカツは物足りないし、指導者の技量には難あるから。