ケニアのナイバシャ湖でホテイアオイが増殖し、漁業に影響。新興企業がこの植物をバイオプラスチックに加工し、環境問題を解決しようとしている。
ホテイアオイの繁茂により、漁師たちは漁業活動ができなくなり、時には数日間も湖に閉じ込められる事態が発生している。
この状況を受け、ケニアの新興企業ヒャパク・エコテック・リミテッドは、ホテイアオイをバイオプラスチックに加工することで、環境問題の解決を目指している。
創業者のジョセフ・ングティル氏は、自身が湖でホテイアオイに閉じ込められた経験をもとに、このプロジェクトを立ち上げた。
バイオプラスチックは、乾燥させたホテイアオイに結合剤や添加物を加えて作られ、数カ月で生分解される特性を持つ。
このプラスチックは、ケニアでの使い捨てプラスチックの禁止に伴い、包装材としての需要が高まっている。
地元の漁師たちはホテイアオイを収集し、ヒャパクに販売することで副収入を得ている。
また、ヒャパクのバイオプラスチックは、ケニア政府の森林再生プロジェクトにも利用されている。
さらに、この企業は米国やドイツにバイオプラスチックを輸出し、ホテイアオイの問題を抱えるインドやエルサルバドルでもフランチャイズ展開を計画している。
ホテイアオイの問題は、アフリカだけでなく世界中で深刻化しており、国連環境計画によると、気候変動や土地利用の変化がこの問題をさらに悪化させる可能性がある。
ヒャパクの取り組みは、環境保護と地元経済の両立を図る新しいモデルとして注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d92cd5446661731a76943ad45254c6ea4b62a8d1
ケニアの湖でホテイアオイをバイオプラスチックに変える新興企業の取り組みに対するコメントは、多岐にわたる意見が寄せられました。
多くの人々がホテイアオイの特性を評価し、毒性があるため食用には不向きであるものの、バイオプラスチックやバイオディーゼル燃料としての利用価値が高いとの見解を示しました。
さらに、ホテイアオイ以外の植物、例えばボタンウキクサやナガエツルノゲイトウの可能性についても言及され、今後の研究や開発に期待が寄せられました。
バイオプラスチックの生成コストや環境負荷についての懸念もあり、石油由来のプラスチックと比較して優位性が求められました。
過去のホテイアオイの異常繁殖の例を引き合いに出し、自然界での収束についての意見もありました。
日本での利用方法や湖の浄化への貢献についての提案もあり、経済的な観点からの課題も指摘されました。
全体として、事業の成功を願う声が多く、環境や生活への貢献が期待されたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
ホテイアオイには毒性があるので食用に不向きですが、水に浮く為、体内に大量の植物油があり、
実現したらなんと画期的な!ホテイアオイで出来るなら、ボタンウキクサや、ナガエツルノゲイトウでもプラスチック化出来ないですかね?
バイオプラスチックを生成するコストや環境負荷が石油由来のプラを下回ればいいんだけどね
日本でも、飼料にするとかたい肥にするとか出来ないものか? 湖の浄化に役立つと思うが。
事業が成功するといいですね。
環境にも生活にも貢献できそう。