楽天モバイルが単月黒字化を達成し、2024年度の通期黒字化に自信を見せる。売上収益は前年比10%増で、ARPUの向上や契約獲得が要因とされる。
この結果、楽天モバイルが単月黒字化を達成したことが特に注目されています。
楽天モバイルの売上は全体の34.4%を占め、三木谷浩史会長は同社が成長の重要なドライバーであると強調しました。
楽天モバイルは、ARPU(1ユーザーあたりの収益)の向上や契約獲得の順調さが黒字化の要因とされています。
また、Non-GAAP営業利益も改善し、70億4800万円の黒字を達成しました。
楽天モバイルは2019年からMNOサービスを展開しており、2020年以降初めての黒字化となります。
特に、2024年12月にはEBITDAで23億円の単月黒字を達成し、ユーザー向けの「最強感謝祭」が大きな売上をもたらしました。
三木谷氏は、加入者数1000万を目指し、通期での黒字化も実現可能性が高いと自信を示しました。
モバイルセグメントの売上は4406億9800万円に達し、営業損失も改善され、EBITDAの損失幅も縮小しています。
さらに、PMCF(マーケティング前キャッシュフロー)が110億円に拡大し、楽天モバイルは「水面から頭を出し、しっかり利益を出せる段階に来た」と述べました。
三木谷氏は、コスト削減だけでなく、オペレーション効率の改善や契約獲得の順調さが黒字化に寄与していると説明し、今後は楽天グループとのシナジーを高め、広告事業を拡大することで利益をさらに伸ばす考えを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1631ddaffe4880029e80f47225943c28cd0f4acb
楽天モバイルが単月黒字化を達成したというニュースに対し、ネット上では多くのユーザーがコメントを寄せていました。
コメントの中には、楽天と三木谷氏の努力を称賛する声があり、モバイル業界の競争が活性化することへの期待が表れていました。
特に、競合他社が増えることはユーザーにとって嬉しいことであり、選択肢が広がることが望まれていたようです。
ただし、サービスの質や料金プランの改善が求められる声も多く、特に通信品質に関する不満がいくつか見受けられました。
実際に楽天モバイルを利用しているユーザーからは、通話時の聞き取りづらさやネット接続の不安定さを指摘するコメントがありました。
これに対して、電波状況が改善しているという意見もあったため、今後のサービス向上に期待が寄せられています。
また、楽天市場とのポイント連動やシンプルな料金プランについては好評を得ており、ユーザーからはお得感が感じられるとの意見もありました。
しかし、設備投資が少ないため、今後の通信品質の維持が懸念されるコメントもあり、楽天モバイルが今後どのように成長していくのか注目が集まっています。
ネットコメントを一部抜粋
一時はどうなるかと思っていたけど、楽天も三木谷氏も黒字化とは素晴らしいですね。
周りはビルですが、デパート郡の辺りなので高層と言う訳でもありません。
電波は東京なら改善傾向あり。
ポイントが知らない間に貯まっていると嬉しいだよね。
短期的にはユーザーが増えて黒字でも、通信品質が悪化する可能性もあるのでまだまだ厳しいと思います。