11月3日に東京都内で、震災と脱線事故の生還者による講演会が開催され、教訓や思いを語り合う。
要約すると11月3日、東京都内で「わたしたちはどう生きるのか」と題した講演会が開催される。
このイベントには、東日本大震災の津波で生還した宮城県石巻市立大川小の元児童、只野哲也さんと、JR福知山線脱線事故の負傷者である小椋聡さん、福田裕子さんが参加する。
大川小では、震災で84人の児童と教職員が命を落とし、只野さんはその中で奇跡的に助かった一人である。
彼は、被災した校舎の保存活動に尽力しており、その思いを講演で語る予定だ。
一方、小椋さんは脱線事故で重傷を負い、事故原因の究明を求める活動や、犠牲者の乗車位置を調査する取り組みを行ってきた。
脱線事故から10年を迎える今年、彼は自らの体験を基にした展覧会も開催している。
福田さんも、事故をテーマにした絵画を寄せており、彼女自身も美大生として事故に遭遇した経験を持つ。
講演会では、各自の体験を語った後、公開対談も行われる計画だ。
聞き手は、脱線事故の展示を企画したフリーライターの木村奈緒さんが務める。
参加は無料で、先着205人の定員が設けられている。
震災遺構として保存されている大川小や脱線事故現場を訪れ、交流を深めてきた彼らの経験は、参加者にとって貴重な教訓となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4b31bcc23e9a500c0798395b59c5a245961c6fb0