北朝鮮の金正恩総書記が咸鏡南道楽園郡で海産物の養殖場の着工式に出席し、地域振興の重要性を強調しました。経済基盤の強化を目指し、養殖業の発展に全力を尽くすよう訴えました。
要約すると北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、14日に咸鏡南道楽園郡で行われた海産物の養殖場の着工式に出席しました。
この養殖場の建設は、地域振興を目指す政策の一環であり、地方の特色を生かした工場や施設を全国各地に設けることを目的としています。
金氏は、楽園郡の経済基盤が弱いことを指摘し、養殖業の発展に「生死をかけて奮起すべきだ」と強調しました。
また、金氏は自ら養殖場の建設場所を選定し、周辺には水産加工場や住宅地、託児所を設ける計画も示しています。
これは、昨年に新浦の海辺に設けた養殖場に続く取り組みで、地域の経済活性化を図る狙いがあります。
北朝鮮は、経済の厳しい状況を打破するために、養殖業を重要視し、地域振興を通じて自給自足の体制を強化しようとしています。
金正恩氏の発言は、国家の経済政策に対する強い意志を示しており、今後の動向に注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/13ea0d27dfc07a35178cea5175dde715dc397bfa