イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリンが「ザ・パージ」アップグレードを解説。ノードのデータ削減により運用コストを低減し、セキュリティ向上を目指す。
この解説は2023年10月26日に彼のブログに投稿されたもので、イーサリアムのプロトコルの複雑化を整理し、ノードの運用コストを削減することを目指しています。
具体的には、ノードが保存する必要のあるデータを削減し、バリデーターとしての参入を容易にすることが狙いです。
現在、イーサリアムのノード運用には約1.1TBのストレージが必要で、毎年その容量は100GB以上増加しています。
「ザ・パージ」が実施されると、一定期間より前のデータやアクセスが行われていないデータの保存が不要になり、圧縮されてネットワークに保持されることになります。
また、使用頻度の低い機能やデータ形式の統一を進めることで、実行クライアントの保守性やセキュリティの向上も期待されています。
しかし、これらの実装には後方互換性の維持やデータの永続性確保、セキュリティリスクの管理といった課題があり、慎重な進行が求められています。
イーサリアムは今後、マージ(Merge)、サージ(Surge)、スカージ(Scourge)、ヴァージ(Verge)、パージ(Purge)、スプラージ(Splurge)という6つのアップグレードを計画しており、それぞれがイーサリアムの理想的な状態を目指しています。
ヴィタリック氏はこれらのアップグレードについての解説を続けており、彼の意見は依然として大きな影響力を持っています。
彼のブログには多くの注目が集まっており、今後のイーサリアムの発展に関する重要な情報源となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/acc339fa3b632a6fbc8d0daf7059357c34f13db1
コメントの内容からは、イーサリアムの「ザ・パージ」アップグレードに関する期待感が強く表れていました。
多くのユーザーがこのアップグレードによってイーサリアムの未来が変わることを望んでいたようです。
また、他のアルトコインに対する懸念も多く、特に2017年に流行したアルトコインの開発状況が不透明であることが指摘されていました。
開発者が不在のため、実質的な進展がないコインが多いとの意見がありました。
具体的には、XRPやADAの開発があまり進んでいない、または信頼性に欠けると感じているユーザーが多かったようです。
さらに、SOLの開発状況についても関心が寄せられており、イーサリアムを抜くという声があるものの、具体的な情報は不足しているとのことでした。
これらの意見からは、ユーザーが他のアルトコインにも具体的な開発情報やロードマップを求めていることが伺えました。
また、売買のタイミングに関するコメントもあり、特に市場が下落している時に売却することへの不満が表明されていました。
最後に、イーサリアムの価格が将来的に高騰することを期待する声もあり、全体としてアップグレードに対する期待と市場の動向に対する不安が交錯している様子が見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
こういう開発の具体性やロードマップが他のアルトコインにも欲しいよね。
タイミング悪く売りすぎ。
ビットコインが1千万円ならいずれイーサも1千万いくだろうな。
上がってくれたら、なんでもいいんやで。
XRPは全然やってないだろうし、ADAはいつも嘘っぽい。