アップルがM4チップ搭載の新Mac miniを発表。小型化と性能向上を実現し、前面にUSB-Cポートを配置。価格は9万4800円からで、予約は開始済み。発売日は11月8日。
この新型は、12.7cmの角丸正方形という小型デザインで、外観は銀色のApple TVに似ています。
小型化が実現したのは、自社製のM4チップの高効率性によるもので、これにより筐体の内部に電子機器を詰め込むことが可能になりましたが、熱管理も重要な課題となっています。
M4チップは、10コアのCPUとGPUを搭載し、16コアのNeural Engineを備えています。
メモリー帯域幅は120GB/sで、M4 Proチップはさらに強化されており、12コアのCPU、16コアのGPU、16コアのNeural Engineを搭載。
メモリー帯域幅は273GB/sに達します。
M4 Proチップは、オプションとして14コアCPUと20コアGPUを選択することも可能です。
アップルは、M1チップ搭載のMac miniからの性能向上を強調しており、CPU性能は最大1.8倍、GPU性能は最大2.2倍の向上があるとしています。
また、同価格帯のWindowsデスクトップと比較しても、最大6倍の速度を誇るとしています。
デザイン面では、前面にUSB-Cポートとヘッドフォンジャックを配置し、利便性を向上させています。
背面にはThunderboltポートやHDMI端子が搭載されており、M4チップモデルはThunderbolt 4、M4 ProモデルはThunderbolt 5を採用しています。
価格は9万4800円から始まり、ストレージやRAMのオプションによって最大24万8800円まで選択肢があります。
予約はすでに開始されており、発売日は11月8日です。
さらに、M4 Mac miniは同社初のカーボンニュートラルなMacとしても位置づけられ、アップルは2030年までのカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dd252e312610b85739d3b1a23cc12f814460a8b7