教員532名調査結果から見る学校ネットワークの課題と改善策

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教員532名を対象にしたネットワーク環境調査で、約半数が授業に支障があると回答。安定性向上が最優先課題。

要約するとぷらっとホーム株式会社は、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に勤務する532名の教員を対象に「学校のネットワーク環境に関する実態調査」を実施し、その結果を2025年2月14日に発表しました。

この調査は、GIGA第2期に向けて教育現場のネットワーク環境の課題を把握することを目的としています。

調査結果によると、教員が解決を望むネットワーク環境の課題として、最も多く挙げられたのは「ネットワークの安定性向上」で40.2%、次いで「通信速度の向上」が32.0%、そして「トラブル対応の迅速化」が26.9%でした。

特に、授業中に多くの端末が同時接続されるときにネットワークが不安定になると感じる教員が43.2%に達しており、オンライン授業や会議中に接続が途切れることも21.6%の教員が課題として挙げています。

一方で、「特に課題は感じていない」との回答も24.1%あり、一定の学校ではネットワーク環境が整備されていることが示されています。

学校別に見ると、小学校で46.2%、中学校で47.6%、高等学校で40.7%が「生徒用端末が一斉に接続するとき」に不安定さを感じていることがわかりました。

また、ネットワークの不安定さが授業に与える影響については、42.1%の教員が「ある程度支障がある」と回答し、さらに8.5%が「非常に大きな支障がある」と答えています。

これにより、約半数の教員がネットワーク環境の不安定さが教育活動に影響を及ぼしていると感じていることが明らかになりました。

ぷらっとホームは、これらの結果を踏まえ、ネットワーク環境の改善に向けた取り組みを提案し、GIGAスクール構想の一環として、校内ネットワークの改善策を紹介するウェビナーを3月27日に開催することを発表しています。

ウェビナーは無料で、事前申し込みが必要です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c0eaefe33bf637f7c4535bd4fafb9edd2fabe880

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