丸山城志郎が現役引退を発表。世界選手権2度優勝の実力者で、阿部一二三との激闘が印象的。
彼は17日、所属先のミキハウスを通じてこの決断を伝えた。
丸山は、世界選手権で2度の優勝を果たし、東京五輪の代表決定戦では阿部一二三（27歳）との24分に及ぶ激闘を繰り広げたことで知られている。
彼は全日本柔道連盟に強化選手の辞退届を提出し、25日に大阪で記者会見を開く予定だ。
丸山は、3歳から柔道を始め、五輪優勝を目指して努力してきたが、その夢は叶わなかったと語る。
彼は「どんなに苦しい時も闘い抜くことができたのは、いつも応援してくださったみなさまのおかげ」と感謝の意を表した。
父親は1992年バルセロナ五輪で7位入賞を果たした顕志氏で、幼少期から柔道に打ち込んできた。
福岡・沖学園高から天理大へ進学し、内股の技術を磨いた。
2019年の世界選手権で初出場ながら優勝を果たし、全日本選抜体重別選手権では18年から連覇を達成。
しかし、五輪出場は阿部に阻まれ、特に東京五輪の選考試合では延長戦に突入し、阿部に敗れた。
この試合は日本柔道史上初の「ワンマッチ」として注目を集め、丸山はその結果を潔く受け入れた。
昨夏のパリ五輪代表も逃し、最後の実戦は昨年2月のグランドスラム・パリ大会での敗戦となった。
丸山は多くの人に記憶される柔道家として、畳を降りることとなった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/770c3f42cc12f4b46619522ae74604272bfef2fd
丸山城志郎選手の現役引退発表に対して、多くのファンが感慨深いコメントを寄せました。
彼の柔道キャリアを振り返り、特に阿部一二三選手とのライバル関係や名勝負について語る声が多くありました。
ファンは、丸山選手が東京オリンピックに出場できなかったことを残念に思い、彼の実力があれば金メダルを獲得できたのではないかと惜しむ意見が目立ちました。
また、丸山選手が階級を変更せずに阿部選手と対峙し続けたことに対しても、賛否が分かれる意見がありましたが、彼の引き際を尊重する声も多かったです。
引退後は後進の指導に力を入れてほしいとの期待が寄せられ、彼の柔道家としての姿勢が称賛されるコメントが多く見受けられました。
丸山選手の名勝負や彼が残した影響は、今後も柔道界で語り継がれることが期待されています。