OpenAIが推論モデル「o1」と「o3-mini」にファイルアップロード機能を追加。無料ユーザーも利用可能で、複雑なプロンプト処理が向上。
この機能は、特に「ChatGPT」を利用するユーザーにとって利便性を高めるもので、複雑なプロンプトの処理を一層スムーズに行えるようになります。
アップロードできるファイルの種類には、写真、文書、グラフ、PDFなどが含まれ、これにより日常的に資料を扱うユーザーにとって非常に役立つ機能となっています。
例えば、研究論文をアップロードすることで、ChatGPTはより詳細で有用な分析を行うことが可能になり、また数学の問題を解くために紙に書いた内容を写真でアップロードすることで、的確なアドバイスを得ることができるようになります。
特に注目すべきは、この新機能が無料ユーザーにも提供される点で、o3-miniモデルのアップロード機能を利用することができます。
無料ユーザーは、メッセージ入力ボックスから「推論」を選択し、ファイルをプロンプトに追加するだけで利用可能です。
有料ユーザーは、モデル選択メニューから選ぶことで、より多くの機能を享受できます。
また、OpenAIは「o3-mini-high」モデルに対するユーザー制限を引き上げ、ChatGPT Plusユーザーは1日あたりのメッセージ数が50件に増加します。
この新モデルは、数学コンペティション「American Invitational Mathematics Examination」(AIME 2024)で見られたような高いパフォーマンスを発揮し、従来のo3-miniを大幅に上回る能力を持っています。
これにより、ユーザーはより多様な利用シーンでの活用が期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d2da8be6012facec68166f466bae4d789421b166