韓国消費者院が、中国製デジタルドアロックの火災時の危険性を警告。手動レバーが溶けたり、バッテリーが爆発するリスクがあると発表。
要約すると韓国消費者院は、アリエクスプレスで販売されている中国製のデジタルドアロックについてのテスト結果を発表しました。
このテストでは、火災時にドアが開かない、またはバッテリーが爆発する可能性が高いことが確認されました。
デジタルドアロックは、火災の際に避難できるように高温でも手動レバーで開けられる設計であるべきですが、テストの結果、10製品中3製品が手動レバーが溶けてしまい、ドアを開けることができませんでした。
さらに、リチウムイオンバッテリーを使用する5製品は、170~260度の高温で発火や爆発の危険があることが分かりました。
韓国製のデジタルドアロックはリチウムイオンバッテリーを使用できないものの、5月7日からは使用が可能になるため、消費者院は国家統合認証マーク(KC)を取得した製品を選ぶように勧告しています。
また、1製品には非常用電源供給端子がなく、バッテリーが放電した際に外部からドアを開けることができないという問題も指摘されています。
消費者院はアリエクスプレスにこれらの問題点を伝え、アリ側は該当製品の販売を中止し、購入した消費者に返金することを決定しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d5825884de9670a2b685e38ddde9288a5886da65