キヤノンITSが提供する新しいエンタープライズブラウザーの特徴

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キヤノンITSが新たに提供するMammoth Cyber Enterprise Browserは、セキュリティ機能を強化したエンタープライズブラウザーで、アクセス制御やデータ漏えい監視を実現します。

要約するとキヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は、18日に新たなセキュリティソリューションとして、米国のMammoth Cyberが開発した「Mammoth Cyber Enterprise Browser」を発表しました。

このエンタープライズブラウザーは、ITインフラサービス「SOLTAGE」の一環として提供され、特にアクセス制御やデータ漏えい監視に特化した機能を持っています。

Mammoth Cyber Enterprise Browserは、ブラウザー自体にセキュリティ機能を組み込むことで、情報漏えい防止のためのセキュリティ対策を強化しています。

ユーザーはこのブラウザーを介して社内システムやSaaSにアクセスすることで、アクセスの監視と制御が可能になります。

具体的には、ユーザーの操作を可視化し、フィッシングサイトなどの悪意のあるサイトへのアクセスを検知・遮断します。

また、トークンやクレデンシャルなどの重要情報の盗難を防ぐための対策も講じています。

さらに、Mammoth Cyber Enterprise Browserは画面をレコーディングし、ログとともに出力することで、セキュリティインシデント発生時の原因調査を容易にします。

このブラウザーを使用することで、VPN接続なしでもクラウドサービスへの安全なアクセスが実現され、ネイティブアプリを使用する場合には、ブラウザーを介さずに直接社内システムに接続できるため、ネットワーク設計の見直しが不要となります。

これにより、低予算で簡単にリモートワーク環境を構築することが可能です。

また、特定のサーバーやWebアプリケーションに対してポリシーを設定することで、ファイルのアップロード・ダウンロードやテキストのコピー&ペーストなどの操作を制御し、不正なデータ流出を防ぐことができます。

Mammoth Cyber Enterprise Browserの価格は、1ユーザーあたり年額1万2200円(税別)からで、15ユーザーから購入可能です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/38bc523a2232d597d5cc698598a5e7ea064710f8

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