大学入試の不正行為がハイテク化、専門家が警鐘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大学入試における不正行為がハイテク化しており、生成AIや小型カメラを利用した手口が増加。専門家は受験者のモラルに頼る現状の限界を警告している。

要約すると近年、大学入試シーズンになると、試験における不正行為が再び注目を集めている。

従来のカンニングペーパーや替え玉受験に加え、ハイテク化が進んだ不正手口が増えている。

特に、スマートフォンや小型カメラ、さらには生成AIを利用した新たな手法が登場しており、これにより受験の公平性が脅かされている。

病理専門医で科学・医療ジャーナリストの榎木英介氏は、試験監督の経験を基に、現状の不正行為の進化について警鐘を鳴らしている。

彼は、特に小型カメラや通信機能を持つデバイスの使用が問題視されており、昨年発覚した「スマートグラス」を用いたカンニング事件や、腕時計型デバイス、超小型イヤホンなどの海外の手口にも言及している。

試験中の監視が行き届かないトイレの個室での不正行為についても触れ、現行の対策では限界があると指摘する。

受験者のモラルに頼る現状が続く中で、発覚する不正行為は氷山の一角に過ぎない可能性もあると、榎木氏は懸念を示している。

彼の意見は、試験制度の公正性を維持するためには、技術の進化に対する適切な対策が求められることを示唆している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/23c5f9571b16fdd9c4a0e941525203f4fb6019d3

関連URL

2025年最新!生成AIのニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。