韓国の大統領夫人キム・ゴンヒ氏がソウル市長選の世論調査を指示した疑惑が浮上。ミョン・テギュン氏を通じて行われたこの調査は、選挙情勢を把握するためのもので、結果は実際の選挙結果と一致している。
要約すると2022年6月の地方選挙を2日前に控え、韓国の大統領夫人キム・ゴンヒ氏がソウル市長選挙に関する未公表の世論調査を実施するよう指示した疑惑が浮上している。
具体的には、ミョン・テギュン氏を通じて行われたこの指示は、キム女史が選挙情勢を把握したいとの意向から出たものとされる。
ハンギョレ21は、野党「共に民主党」のカン・ユジョン議員を通じて、2022年5月30日にミョン氏とその研究所の職員との通話内容を入手した。
この通話では、ミョン氏が「ソウル市長選挙について1000人の世論調査を行い、結果をすぐに報告するように」と指示している。
調査結果は、オ・セフン候補が58％の支持を得ており、実際の選挙結果とも一致している。
カン議員は、この世論調査にオ・セフン市長が関与していることを認めたが、直接的な関係は否定している。
こうした一連の出来事は、キム女史の政治介入の疑惑を一層深めるものであり、韓国政治における権力の行使や透明性の問題を浮き彫りにしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/94179ba1d12539dec4f9aad2281293c2b199e160