AsanaがノーコードのAIエージェント開発ツール「AI Studio」を発表。業務の自動化を実現し、プロジェクト管理を効率化する。
このツールは、特定の業務の実行から計画、実行、報告に至るまでのタスク自動化を実現し、ワークマネジメントプラットフォームの「Work Graph」を基盤にしています。
日本企業では、プロジェクト管理や部門間のコラボレーションが課題とされており、Asanaのレポートによれば、日本のナレッジワーカーは週に8時間を無駄な会議に費やしており、95%が自社のコミュニケーションの改善を望んでいるとのことです。
Asana AI Studioは2023年10月22日からアーリーアクセスが開始され、EnterpriseプランとEnterprise+プランのユーザーが利用可能で、2025年には一般提供が予定されています。
ベータプログラムには日本企業も参加しており、国際的な金融組織のMorningstarは、AIを活用して新しいプロジェクトリクエストを自動評価するワークフローを構築しました。
この仕組みにより、リクエストの確認と情報収集にかかる時間が2週間から2日へと短縮されました。
また、Asanaは「Asanaコラボレーティブワークマネジメント認定資格プログラム」を展開しており、新たに「Asana AIスペシャリスト」コースを提供し、AI戦略の構築を支援しています。
さらに、Asanaの基本スキルを証明する「Asana 基礎」コースの日本語版も開始され、ビジネスの変革を促進することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe64738a689c15543228c7d9260d0aca118fdc41