韓国で世界最大のAIデータセンター建設が進行中。投資額350億ドルで、2028年完工を目指すが供給網不足が懸念される。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、このデータセンターは3ギガワットの規模を持ち、最大350億ドル(約5兆3217億円)が投資される予定だ。
1ギガワット以上の電力を持つデータセンターは世界的に少なく、今回のプロジェクトは米国のオープンAIとソフトバンクが推進するスターゲートプロジェクトに比べて約3倍の規模を誇る。
データセンターの建設はストックファームロードという投資グループが主導しており、その共同創立者はLG創業者の孫ブライアン・クー氏と、ロンドンとヨルダンに拠点を持つ投資会社のCEOアミン・バドラルディン氏である。
具体的な建設場所は「ソウルから離れた南西部地域」とされており、2028年の完工を目指している。
プロジェクトは全羅南道と協約を結び、電力と水資源の確保を図っているが、供給網の不足やエヌビディアのAIチップ供給難が影響し、工期が遅れる可能性も指摘されている。
ブライアン・クー氏は、韓国が世界市場を狙った大規模データセンターを運営できる条件を整えていると述べており、AI需要の急増を背景に、韓国のデータセンター建設は持続可能なAIブームの一環と見なされている。
アジアでは韓国のほかにもマレーシア、タイ、インドなどでデータセンターが増加しており、コスト削減と迅速な建設が競争力を高める要因となると評価されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f57b2ff37264b91900be81a7e32032fee146e78c
韓国が計画した世界最大のAIデータセンター建設についてのコメントは、様々な視点がありました。
多くの人々は、韓国の大胆な挑戦に期待を寄せつつも、同時にいくつかの懸念を示していました。
特に、データセンターの規模や電力供給の問題が取り上げられ、韓国電力公社の巨額の赤字や債務が心配されていました。
また、セキュリティーの重要性についても言及され、機密性や可用性が確保されることが求められました。
さらに、地政学的なリスクについても触れられ、北朝鮮や中国、日本との関係が投資リスクに影響を与えるという意見もありました。
これに対して、韓国の若い実業家に期待する声や、アジアでの競争力を高めるための挑戦が必要だという意見も見られました。
全体として、韓国の取り組みへの期待と懸念が交錯するコメントが多く寄せられました。