暗号資産の急成長にもかかわらず、多くのファイナンシャルアドバイザーはそのリスクを理由に投資を勧めていないとする調査結果が発表されました。特にボラティリティが懸念されています。
調査はコインシェアーズが実施し、250人のアドバイザーを対象に行われました。
その結果、62%のアドバイザーがビットコインを顧客の利益に沿った行動として勧めることができないと回答しました。
これは、暗号資産のリスクが過小評価されているという懸念から来ており、特に価格の変動性が大きな課題として挙げられています。
回答者の53%がこのボラティリティを最大の懸念事項とし、これが理由でクライアントに暗号資産への投資を避けさせていると述べています。
アメリカン・プライベート・ウェルスの社長であるカシフ・A・アーメド氏は、クライアントがアドバイザーに信頼を寄せているため、リスクの高い投資に関与することはできないと強調しています。
また、暗号資産が「純粋に投機的なものである」ならば、ポートフォリオに加える正当な理由はないとも述べています。
一方で、マリーナ・ウェルス・アドバイザーズのノア・ダムスキー氏は、暗号資産が高リスク・高リターンの投資として考えられることもあるが、特定の目的が欠如しているため、慎重になるべきだと指摘しています。
全体として、暗号資産の急成長にもかかわらず、ファイナンシャルアドバイザーたちは依然として警戒心を持ち続けており、クライアントの利益を守るためにリスクを避ける姿勢を崩していないことが分かります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d2985f9ed7dd1743819ce5337eec1895a4c99009
コメントでは、ファイナンシャルアドバイザーが暗号資産について警戒心を示す理由が多様に語られていました。
多くの人々は、暗号資産のリスクを指摘し、安定した資産への投資を優先することが賢明であると考えていました。
具体的には、暗号資産は価値が不明瞭であり、国に裏付けられた通貨とは異なり、損失のリスクが高いとする意見がありました。
また、暗号資産を購入する際には、あくまで余剰資金で行うべきだとの意見もありました。
これに対して、アドバイザーの警告が必ずしも市場を動かすわけではないとの指摘もあり、アドバイザーの意見がリスクを示すものであっても、投資の判断は個人に委ねられるべきだとの見解がありました。
さらに、過去に暗号資産で成功を収めた人々も多く、アドバイザーの意見だけで行動を決めるのは無意味だとの意見もありました。
全体として、リスクを理解しつつも、投資の自由を尊重する意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
買うのではなくポートフォリオにいれるなって言ってるだけだな。
暗号資産は何に価値があるのか分からない。
アドバイザー?ただ単にリスクがあるよと警鐘を鳴らせば仕事になるのかな?
私は急成長しているので、ほとんどのファイナンシャルアドバイザーを信用していない。
信用しなくて慎重になりすぎ、上昇の波に乗り遅れてクライアントからの信頼を失いましたとさ、笑。