メタ、ヒューマノイドロボット開発に本格参入

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メタがヒューマノイドロボットの開発を開始し、元クルーズCEOを新たに迎えた。AI技術を駆使し、ロボットが自律的に作業する未来を目指す。

要約すると米メタ社がヒューマノイド(人型ロボット)の開発に本格的に取り組むことが報じられた。

ブルームバーグのマーク・ガーマンによれば、メタはこの分野に大規模な投資を行う計画であり、これまでに開発した人工知能(AI)モデルを活用することで、ロボットが人間と協力して自律的に作業を遂行することを目指している。

メタのCTOアンドリュー・ボスワースは、社内メモで新設されたロボティクス製品グループが消費者向けのヒューマノイドの研究開発に注力すると述べており、同社の大規模言語モデル「Llama」を最大限に活用する意向を示している。

メタがこれまでに構築してきたコア技術は、ハンドトラッキングやマテリアルシミュレーション、補償光学センサーの開発を補完し、ロボティクスの進化に寄与するという。

現在、ヒューマノイドロボットの分野には多くの企業が参入しており、未来学者のピーター・ディアマンディスは、2026年までに家庭で家事を手伝うロボットが登場するとの予測を立てている。

最近では、Agility Roboticsが自社のロボット「Digit」を顧客の施設で働かせることを発表し、Figure AIのCEOは設立からわずか31カ月で有料顧客を獲得したと報告している。

メタは、過去のハードウェア開発の経験を活かしつつ、元自動運転企業クルーズのCEOであるマーク・ウィッテンをロボティクス部門のバイスプレジデントに招き入れた。

人型ロボットの開発は大規模なプロジェクトでありリスクも伴うが、成功すれば今後数十年にわたって重要な存在になると期待されている。

ボスワースは、AIの取り組みや拡張現実(AR)プログラムに対する価値を強調し、メタの新たな挑戦に向けた意気込みを表明している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1b1373582cc125208f5080a505b35426fe42df00

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