韓国消費者院が発表したテストで、中国製デジタルドアロックの一部が火災時に開かず、電池が爆発する危険性があることが判明しました。消費者の安全を脅かす問題です。
このテストでは、海外の電子商取引サイト「AliExpress」で販売されている10種類のデジタルドアロックが対象となりました。
テストの結果、驚くべきことに、10種のうち3種は火災発生時にドアを開けることができないことが判明しました。
また、5種はリチウム二次電池が爆発する危険性があることも分かりました。
デジタルドアロックは通常、火災が発生した場合に居住者が安全に避難できるように設計されており、高温でも手動レバーで開けられることが求められます。
しかし、消費者院が行ったテストでは、ロック状態のドアロックを30分間常温で270度に加熱し、その後10分間維持した結果、3種の手動レバーが溶けてしまい、有事の際にドアを開けることができないことが確認されました。
さらに、リチウム二次電池を使用している5種は、270度に達する前の170~260度で発火・爆発する危険性があることも明らかになりました。
消費者院の関係者は、火災時にドアを開けられなかったり、爆発したりする可能性がある製品の問題点をAliExpressに報告し、同社が該当製品の検索と販売を停止したと述べました。
この問題は、消費者にとって非常に重要な安全性の懸念を引き起こすものであり、今後の対応が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ea003cbe23616ddd0cc77f9e904cb6ade3f8d18a
韓国消費者院が中国製ドアロックの危険性を警告したことに対して、様々な意見が寄せられました。
特に、火災時にドアが開かず、閉じ込められるリスクがあるという指摘が多く、ユーザーはこの問題に非常に敏感でした。
コメントの中には、「火災時にドアが開かず閉じ込められて死亡する事案が発生する前に交換する等の対策が必要です」といった具体的な対策を求める声もありました。
また、ドアを熱せば開くという意見や、デジタルドアロックが火災の原因になるのではないかという懸念も見られました。
さらに、「中国製はやはり信用出来ない」といったコメントもあり、製品に対する信頼性が大きなテーマとなっていました。
逆に、韓国製も同様の問題があるとの意見もあり、命に関わる製品は信頼できる国のものを選ぶべきだという意見もありました。
このように、消費者は安全性や信頼性について真剣に考えていることが伺えました。