『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が好調な興行成績を記録し、MCUの復調が期待される。観客はアイデンティティ・ポリティクスを意識せず楽しんでいる。
映画は2023年に放送された連続ドラマの映画版で、オープニング3日間で動員43万8000人、興収6億1600万円を記録し、初登場1位を獲得した。
監督や主要キャストはテレビドラマ版と同じで、原作のコミックを基にしたオリジナルストーリーが展開されるという難しい企画ながら、興行的な成功を収めた。
2位には『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が初登場し、オープニング3日間で27万6000人、興収4億6300万円を記録。
これは、前作『デッドプール&ウルヴァリン』との比較で90%に達し、より適切な比較対象である『マーベルズ』と比べると143%という結果となった。
近年、MCUの疲弊が言われる中、2022年の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の時期にまで回復していることがわかる。
今回の作品では、主人公のヒーローが黒人であることを強調せず、ストーリーが展開される。
これにより、観客はそのアイデンティティ・ポリティクス的なテーマを自然に受け入れ、楽しんでいる。
ディズニーは、過去数年にわたる様々な出来事を受けて、時代の変化に冷静に対処している様子が見受けられる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/edd13c924dfa8fca5c69e451f73ac37a34cbc1c4
コメントでは、『キャプテン・アメリカ:BNW』が期待以上に面白かったという意見が多く見られました。
事前の不評やMCUの迷走が影響している中で、観る前の期待は控えめだったものの、実際には楽しめたという感想がありました。
また、最近のディズニーのポリコレ要素が薄れていたことがプラスに働いたとの声もあり、視聴者はより作品に没入できたようです。
さらに、キャラクターの選定についての懸念もあり、特に黒人キャラクターの増加に対する意見がありました。
視聴者は、キャプテン・アメリカというキャラクターにはスティーブ・ロジャース以外の存在は受け入れがたいと感じているようです。
また、ヒーロー像に対する考察や、キャプテン・アメリカのコスチュームについてのユーモラスな意見もありました。
全体として、視聴者は作品のクオリティやキャラクターに対する強い思いを抱いていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
今日観てきました。
黒人視聴が強いと思われるが、キャプテンはキャプテンと割り切って欲しいですね。
ディズニーCEOのボブ・アイガーが『近年の作品が偏り過ぎていた、今後は方向性を見直す』て言ってた。
俺にとっての『キャプテンアメリカ』はスティーブ=ロジャース以外いないのだ。
向こうのヒーローがタイトなタイツだらけすぎ問題はずっと思ってたが。