次期学習指導要領で「カリキュラム・オーバーロード」の問題が取り上げられ、授業時数の見直しが求められています。
要約すると次期学習指導要領の改訂に向けた審議が、文科相の諮問機関である教育課程企画特別部会で始まり、特に「カリキュラム・オーバーロード」が大きなテーマとなっています。
この問題は、標準授業時数が過剰であることから、子どもたちの負担が増加し、教員の多忙も解消されない状況を指します。
東京学芸大学の大森直樹教授は、子どもたちが学校から帰る際に疲れ切っているという現場の声を受けて、カリキュラムの問題に着目し研究を始めました。
過去にも「肥大なカリキュラム」という言葉が使われ、教育課程の過密さが指摘されてきましたが、大森教授の研究は、標準授業時数に焦点を当てた点が特徴です。
これまでの研究は、教科の内容が増えすぎていることに主眼を置いていましたが、標準時数の歴史的変遷とその影響を分析した研究は少なく、大森教授はこの分野に新たな視点を提供しています。
授業時数の見直しが求められる中、子どもたちの負担を軽減し、教員の業務負担を減らすための具体的な対策が期待されています。
新たなカリキュラムの設計が、子どもたちの健康的な学びを促進するための重要な鍵となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f2595df358dcd5c7f460fdfbb408c1a13f9da62e
ネットのコメント
コメントの内容を詳しく要約してください
ネットコメントを一部抜粋
学校の時間的コスト管理、教員の負荷を考慮せず、文科省が学習内容を押し込んできた弊害がある。
現場の教員です。
学校の授業の時間が多すぎることはもう当たり前の実感です。
義務教育だから小中に受験を一律課すのは無理がある。
今の子どもは習い事に塾に忙しくてかわいそうって聞くことがあるけど、根本的な問題として学校が長すぎない?
教える内容を減らさずに授業時間だけを減らしたら、ついていけない子が増えて、学力格差が広がるだけです。