韓国の生産者物価が1年5カ月ぶりに0.6%上昇。国際原油価格の影響が大きく、農林水産品や工業製品の価格が上昇しています。
要約すると2023年1月、韓国の生産者物価が0.6%上昇し、1年5カ月ぶりの大きな上げ幅を記録しました。
これは、国際原油価格の上昇が影響しているとされています。
韓国銀行が発表した生産者物価指数は、昨年12月の119.52から120.18に上昇し、前年同月比でも1.7%の上昇を示しました。
特に農林水産品が4.0%、工業製品が0.6%上昇しており、石炭や石油製品の価格が影響を与えています。
具体的な品目では、イチゴが57.7%、ミカンが26.5%上昇する一方で、豚肉は5.0%下落しました。
韓国銀行の物価統計チーム長は、今後の生産者物価の動向について、国際原油価格や為替相場の変動に注意が必要であると述べています。
また、国内供給物価指数も0.6%上昇し、原材料や中間財、最終財すべてが上昇しています。
生産者物価の変動は消費者物価に影響を与えるものの、その影響のタイミングや程度は企業の価格政策によって異なるため、今後の動向には不確実性が残ります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d0a7f3caad6b09b101f5531b32647d218fea2877