韓国で中国AIアプリの個人情報流出問題とダウンロード禁止措置

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韓国で中国のAIアプリ「ディープシーク」がユーザー情報を流出し、ダウンロード禁止に。個人情報保護法違反が問題視され、再開の可能性も示唆。

要約すると韓国の個人情報保護委員会は、人工知能(AI)アプリ「ディープシーク」がユーザーの個人情報を中国のバイトダンスに流出させたことを確認した。

この流出は、ディープシークがユーザーのキーボード入力の癖など過度な情報を収集していたことに起因しており、韓国では15日からこのアプリの新規ダウンロードが禁止された。

これは、個人情報保護法に違反しているとされ、ユーザーの同意を得ずに情報を第三者に提供したためである。

ディープシークは、1月末時点で121万人のユーザーを抱えており、チャットGPTに次ぐ人気を誇っていたが、そのセキュリティ問題が浮上したのは今回が初めてではない。

カナダのサイバーセキュリティー会社による分析でも、ディープシークにはユーザー情報を中国国営通信社に流出させる機能が仕込まれていることが判明している。

韓国の個人情報保護委員会は、ディープシークに対してアプリの提供中断を要求し、これを受け入れたディープシークは無期限でダウンロード禁止となった。

副委員長は、改善が確認されればサービス再開の可能性があると述べている。

一方で、中国外交部は、韓国が経済や技術の問題を政治化しないよう求めており、国際的な緊張が高まる中でのこの問題は、今後の影響を考慮する必要がある。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ae1b12890411f2b47d804b4d7561797b1067e49

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