アイ・オー・データ機器がシニア向けTV電話「memet」を発表。シンプルな操作で見守りサービスを提供し、月額980円から利用可能。
このサービスは、サブスクリプション型のTV電話を利用し、特に高齢者が簡単に使えるように設計されています。
販売価格は、TV電話デバイスが1万9800円で、サブスクリプションは月額980円から利用可能です。
クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」での先行販売も行われ、割引価格で提供されています。
memetは、シニア世代のコミュニケーションニーズに応えるために開発されましたが、スマートフォンやタブレットが使いこなせない高齢者の実情を考慮し、余計な機能を排除したシンプルなデザインを採用しています。
アイ・オー・データ機器は、シニア世代やその家族、介護従事者からのヒアリングを通じて、シニア層が求める「対人コミュニケーション」を重視しており、病気やケガでスマートデバイスが使えない高齢者のために、操作が簡単なTV電話を提供することにしました。
memetは、タッチパネルではなくプッシュボタンで操作できるように改良され、音声通話は無制限で行えるプランも用意されています。
通信はKDDIの「au 4G LTE」を利用し、月間のビデオ通話時間に応じたプランが選べます。
さらに、最大3台のスマートフォンやタブレットと連携できる仕組みを採用しており、セキュリティ面でも配慮されています。
しかし、機種変更時には手動での設定変更が必要なため、利便性に関しては改善の余地があります。
memetは、シニア世代に特化した新しいコミュニケーション手段として期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a398a193496771f5630df32ff3f179471dbbbd16