ダルビッシュ有がテストしたロボット審判システムの評価と展望

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ダルビッシュ有が新しい自動判定システム「ABS」をテストし、米メディアがその進展を評価。球審の判定に対するチャレンジが可能に。

要約すると米大リーグのパドレスに所属するダルビッシュ有投手が、春季キャンプで初めて実戦形式の打撃練習に登板し、試験導入された自動判定システム「ABS(オートメーティッド・ボール―ストライク・システム)」をテストしました。

このシステムは、球審の判定に対するチャレンジを可能にし、判定が覆る場合にはその軌道をセンター後方の電光掲示板に表示します。

具体的には、ダルビッシュの投げた内角スライダーが球審にストライクと判定されたものの、打者がチャレンジした結果、コンピューターグラフィックスで表示された軌道がストライクゾーンから外れていることが判明し、判定が覆りました。

この新しいシステムに対して、米紙USAトゥデーは「見ていてすごくクールだった」と評価し、ファンが長年求めてきた球審の判定に関する問題解決に向けての進展を称賛しました。

一方、スポーツイラストレイテッドは、全ての判定をロボット審判に任せることと、球審の判定との間の妥協点を模索していると指摘し、ABSの試験導入がその一環であることを伝えました。

ダルビッシュ自身は「ロボット審判? 僕は2球くらいストライクっぽいのがボールになったんで、嫌いです」とコメントし、システムに対する批判もあることを示唆しました。

ABSは2019年から独立リーグで導入され、2023年からはマイナーリーグの一部でも試験的に使用されていますが、大リーグでの公式戦での採用は早くても2026年以降とされており、各チームは試合中に2度のチャレンジ権を持つことになります。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/50980786f2446b4fc0a4b47bd31660a18ac9e431

ネットのコメント

ダルビッシュ有がテストしたロボット審判システムに関するコメントは、システムの導入に対する期待と懸念が入り混じっていました。

多くの人が、ストライクゾーンが狭くなる可能性を指摘し、特にダルビッシュもストライクと感じた球がボール判定されていたことに驚いていました。

また、システムが奥行きを感じさせないため、外から回り込む球の判定が不安視される声もありました。

さらに、機械判定の導入に対して全面的に抵抗感を示す意見もありましたが、チャレンジを経て機械の判断を人間が伝えるなら、最初から機械に任せても良いのではないかという意見もありました。

MLBでのリアルタイム映像確認が可能になったことから、ロボット審判の導入に賛成する声も多く、公平な判定が期待されました。

特に、審判によるストライクゾーンの偏りが解消されることに期待するコメントが目立ちました。

コメントの中には、機械の目を利用して審判の技量を評価することが重要だという意見もあり、偏った判定をする審判への不満が表現されていました。

日本での導入に対する疑問や、ユーモアを交えた意見もあり、ロボット審判に対する関心が高まっていることが感じられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 実際の映像を見たけど、今までよりストライクゾーンが狭くなるのでは?
  • いきなり全面的に機械任せにするのは抵抗があるのも理解できる。

  • MLBでは球筋の画像が、リアルタイムで確認できる時代になりました。

  • ガンちゃん、キャッチャーの裏で見てれば、左右やストレートの高低と比べて判断するのも難しいよね。

  • まずは人間の審判とのハイブリットでいいと思う。

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