eToroがEUのMiCAライセンスを完全取得し、EU全域で暗号資産サービスを提供可能になりました。これにより、競争が激化し、信頼性向上のための新たな認証も取得しています。
要約するとeToroが、EU(欧州連合)の「暗号資産市場規制法(MiCA)」ライセンスを完全に取得し、EU全域で暗号資産サービスを提供できるようになったことを2月19日に発表しました。
これにより、eToroのEU子会社であるeToro Europeは、キプロス証券取引委員会(CySEC)から正式に「MiCA」ライセンスを取得しました。
このライセンスに基づく「パスポート制度」により、事業者はEU加盟国のいずれか一国でライセンスを取得するだけで、追加の認可手続きなしに他のEU加盟国やEEA加盟国でもサービスを展開することが可能となります。
ただし、EU全域で暗号資産サービスを提供するためには、各加盟国に対して「MiCA」ライセンス取得に関する通知を行う必要があります。
また、eToroの他にも、OKX、クリプトドットコム、ビットパンダなどの海外暗号資産取引所も「MiCA」ライセンスを取得しており、競争が激化しています。
さらに、eToroは同日、国際的なセキュリティ認証である「SOC2 TypeⅡ」を取得したことも発表しました。
この認証は、米国公認会計士協会(AICPA)が定めた基準に基づき、クラウドサービスなどのアウトソーシング事業者のセキュリティやプライバシーに関する内部統制を評価した結果を示すもので、信頼性の向上につながる重要なステップです。
eToroは、暗号資産市場において一層の信頼性を確保し、サービスを拡大するための基盤を整えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9e22c6c1eb0e0c198129b995d20258a1f697978d