大丸松坂屋のファッションレンタルサービス「アナザーアドレス」が5周年を迎え、サステナビリティやクリエイター支援に注力。表彰式や展示イベントを通じて環境意識を高める取り組みを進めています。
このサービスは、当初から海外のデザイナーズブランドの服をレンタルできる点が注目されていましたが、近年ではクリエイターへの支援や業界のサステナビリティに寄与する取り組みも進めています。
最近、「アナザーアドレス」はファッションデザインコンテスト「ループアワード」の表彰式を東京・代々木第一体育館で開催しました。
このコンテストでは、レンタルされた古着をリメイクした作品が審査され、プロデザイナー部門と学生・アマチュア部門の両方で総合グランプリと部門賞が授与されました。
表彰式の開催に合わせて、14〜16日には「ニューエナジートウキョウ」という祭典が行われ、約400組のファッションやアート、ライフスタイル関連の事業者やクリエイターが出展しました。
「アナザーアドレス」もブースを出展し、環境省に採択された衣類のアップサイクルプロジェクト「roop」の成果を展示しました。
事業責任者の田端竜也氏は、今回の取り組みは収益を目的とせず、サービスの理念を広めることが目的であると述べています。
また、環境省によるカーボンニュートラルに向けた民間事業との連携プロジェクト「デコ活」の支援を受けており、消費者が本当に良いと感じる商品やサービスが環境にも優しいものであることを伝えることが重要だと強調しました。
これにより、「アナザーアドレス」は環境意識の高い消費者に向けた新たな価値を提供しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e7ad90c208b16539158efd08b6935bffe676fdab