伊藤詩織さんの映画「Black Box Diaries」で未許諾音声が使用された問題が浮上。元代理人弁護士が会見で心境を明かし、映像使用の経緯や影響について訴えました。
2025年2月20日、伊藤さんの元代理人である西廣陽子弁護士は、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見を開き、自身の電話音声が映画に無断で使用されたことに対する思いを語りました。
伊藤さんは同日、体調不良を理由に予定されていた会見を中止しましたが、書面で映像使用の経緯について説明し、謝罪を行いました。
伊藤さんの説明によると、西廣弁護士に対して映像の削除を提案したものの、反応がなかったとのことです。
この映画は、伊藤さんが受けた性暴力について調査する姿を描いた作品で、日本では劇場公開されていないものの、海外で上映され、第97回アカデミー賞で日本人監督として初めて長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされています。
会見には西廣弁護士の他、伊藤さんの元代理人である角田由紀子弁護士、そして両弁護士の代理人を務める佃克彦弁護士も出席し、映像使用許諾を巡る問題がもたらす肖像権の侵害や、今後の性被害の証拠提供への影響について訴えました。
西廣弁護士は、映画のメディア向け上映会で自らの音声が使用されていることに驚き、過去のやり取りが録音・録画されていたことを知ったと述べました。
また、ホテルの防犯カメラ映像も無断で使用されていたことが明らかになり、西廣弁護士は「ズタズタな気分にされた」と語り、映画での使用が事実に反する印象を与えると感じていると訴えました。
伊藤さんとのハグのエピソードも交えながら、彼女の思いが強く伝わる内容となっていました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fdc696158731edbcb8e2af94625a43be0289f345
コメントの内容を詳しく要約してください
ネットコメントを一部抜粋
そもそも伊藤詩織さんは、最初から代理人弁護士さんの了承を得るつもりは無かったんじゃないですか?
いやいや、差し替えじゃなくて中止すべきじゃないの?
被害者から加害者側になってる···。
関わって来た人、特に自分の弁護をしてくれた人に対する配慮が欠落しているというのが全てではないかな。
せっかく良いドキュメンタリーを作ったのに周りの丁寧な対応を怠ったために作品にまでケチがついてしまうと本当に勿体無いと思います。