マカオ税関が運び屋向けの密輸品供給拠点を摘発し、冷凍牛もつ肉約80kgを押収。運び屋行為の撲滅に向けた取り組みを強化。
要約すると2025年2月20日、マカオ税関は、運び屋向けの密輸品供給拠点を摘発したと発表した。
摘発はマカオ半島北部で行われ、同地域は中国本土との主要な陸路の玄関口である關閘イミグレーションに近く、運び屋の活動が盛んな場所として知られている。
税関は、パトロール中に密輸品供給拠点の存在を確認し、即座に摘発を実施した。
現場では、冷凍牛もつ肉約80キログラムが発見され、市場価値は約3000パタカ(日本円で約5.6万円)に上る。
現場責任者の33歳の女性は、対外貿易法違反で起訴され、食品安全法にも違反する可能性があるため市政署に通報された。
また、営業許可証なしで運営していたことが判明し、財政局が処理を進めることとなった。
このような摘発は、アフターコロナの影響でマカオと外地の往来が正常化した2023年以降、頻発しており、特に冷凍肉類や活ロブスター、中古スマホやパソコン用CPUなどが密輸されるケースが目立っている。
税関は、市民に対し運び屋行為に従事しないよう呼びかけるとともに、今後も取り締まり戦略を調整しながら、運び屋行為の撲滅に努める考えを示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5c643f5663ba668e1ba94f469c95b23bad63d2c1