アップルの新スマホ「iPhone 16e」は、SEブランドからの脱却と高価格設定で注目されている。新機種は多様な顧客層を狙い、AI機能の普及も期待されている。
この新機種は、約10年間続いた「SE」ブランドからの脱却を示し、価格も599ドル(約9万円)と、従来のSEの429ドルから大幅に引き上げられた。
16eの発売は、iPhoneのラインアップを多様化し、同社の旗艦製品が新しい顧客層にアピールできることを示す重要な試みである。
iPhoneはアップルの時価総額を約4兆ドルに押し上げる原動力となっており、2023年初めの四半期決算では、1243億ドルの売上高のうち691億ドルがiPhoneからのものである。
しかし、過去の低価格モデルには成功したものもあれば、失敗したものもあった。
調査会社によると、2024年のiPhone売上に占めるSEの割合はわずか5%で、昨年の世界的なiPhone売上におけるSEの割合は1%に過ぎなかった。
特に、2020年に登場した小型で安価な「mini」は、わずか2世代でiPhoneのラインアップから外れた。
新たな16eが予算を重視する消費者を引きつけられるかは疑問視されているが、アップルは約7年前の「XR」で成功した戦略を踏襲しているようである。
16eはXRの後継機と見なされ、ディスプレイの大きさやバッテリー寿命、性能を重視しているが、カメラには妥協が見られる。
この戦略はXRで成功を収めたが、16eはその成功を再現できるかが注目される。
アナリストは、16eがSEよりも人気が出る可能性があると考えており、その理由にはより大きなディスプレイが挙げられている。
しかし、16eの599ドルという価格は依然として高く、特にAndroidスマートフォンと比較すると参入障壁が高いとの指摘もある。
アップルは中国市場での競争力向上を目指しており、16eはその鍵となる可能性がある。
また、アップルのAIツール「アップルインテリジェンス」が搭載されることで、600ドル以下でアップルのAIを利用できる機会が増えることも期待されている。
将来的には、Android端末のファンや低価格携帯の購入者を取り込むことがアップルにとって重要な課題となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ddedbba6ba0a8e8ab597259519f919df875a033
コメントでは、iPhone 16eの登場に対するさまざまな意見が寄せられました。
特に、アンドロイドのシェアが年々増加している中で、iPhoneの競争力が懸念されていました。
あるユーザーは、2019年にはアンドロイドがスマホのシェアを逆転したものの、2024年にはそのシェアが7割を超えると予測し、iPhone 16eの投入がさらにその差を広げるのではないかと指摘しました。
また、iPhoneは日本では人気があるが、世界的にはアンドロイドが主流であるため、16eを購入するユーザーは少ないのではないかという意見もありました。
さらに、iPhone SEシリーズが日本でしか売れていないとの見解もあり、特に観光客が持っている姿を見かけないという具体的な体験も共有されていました。
価格についても、多くのコメントが寄せられ、「10万円は高い」との意見や、コストパフォーマンスが悪いとの懸念がありました。
特に、機能が削ぎ落とされている中でこの価格は難しいのではないかとの声がありました。
加えて、iPhone 16eの位置付けについても、XRの再来と捉える意見や、SEシリーズの消失による固定客の喪失を心配する声もありました。
全体として、iPhone 16eに対しては慎重な視点が多く、特に価格と競争力に関する懸念が強く表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
2019年スマホのシェア率はアンドロイドが逆転したが、2024年では7割以上がアンドロイドなんだよね。
結局SEが売れているのは日本だけ、しかもネットで騒がれているほど売れてない…ということですかね。
純粋にチップが16のノーマルと同等(故にベンチマークは15より速い)、iOSアップデートの対応も当然最新扱いになり16と同じか上になり、15より一年長くなる可能性の方が高い。
SE2使ってましたが、初売りの時にiPadを替えたのでTypeCに統一するために16買って早まったかなと思ったけどこれだったらまぁ良かったなという感じ。
16eはXRのように売れたらラッキーくらいな考えでしょう待ちに待ったSEがこの値段なら16を買うこれが本当の狙いでしょう。