ブラジルのサンパウロ市で、覆面警官が路上カーニバルに潜入し、携帯泥棒を逮捕。先週末だけで7人を逮捕し、30台の携帯電話を回収。犯罪防止の効果が期待されている。
要約するとブラジルのサンパウロ市で行われたプレ・カーニバルにおいて、覆面警官が潜入捜査を行い、携帯電話の泥棒を次々と逮捕した。
この取り組みは、ブラジルの警察が路上カーニバルの混雑を利用して犯罪を防止するために実施しているもので、特に携帯電話の盗難が多発する中で、効果を上げている。
23日、メキシコのキャラクター「チャポリン・コロラド」と神父に扮した警官が、サンパウロ市中心部のコンソラソン地区で行われたブロッコ(路上カーニバル)に潜入し、34歳の男性を逮捕した。
彼は6台の携帯電話を持っており、そのうち2台は無事に持ち主に返還された。
警官は、容疑者が他の参加者を携帯電話で撮影している様子を見て不審に思い、追跡を開始した。
先週末だけで7人が逮捕され、30台の携帯電話が回収されたという。
サンパウロ州保安局によると、22日から23日の間に州全体で880件の携帯電話盗難が記録され、そのうち590件がサンパウロ市内で発生した。
これは前年同期比で62%の減少を示しているものの、依然として被害は続いている。
さらに、サンパウロ市南部のサントアマロ地区では、16台の携帯電話を盗んだ女性2人組が逮捕され、彼女たちはこのような犯罪を頻繁に行っていたと供述している。
また、ピニェイロス地区では37歳の男が腰に7台の携帯電話を隠し持っていたところを逮捕された。
このように、覆面警官の取り組みは、カーニバルの混雑の中で犯罪を未然に防ぐ一助となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/14395cab29e65ffd07ece494ae31937941697af7