尹大統領が弾劾審判の最終陳述で、非常戒厳の正当性や野党の北朝鮮指令受け入れを主張し、政治改革に意欲を示しました。
この中で、彼は非常戒厳の正当性を強調し、野党の行動を批判しました。
尹大統領は、「12・3非常戒厳は過去のものとは異なり、国民に対する訴えである」と主張し、野党が北朝鮮から指令を受けているとする具体的な例を挙げました。
彼は、2023年に摘発されたスパイ団事件を例に挙げ、野党議員が北朝鮮の工作員と接触していたと述べ、選挙介入の事実も指摘しました。
さらに、野党が国防予算を削減し、韓国軍を無力化しようとしていると警告し、彼らの行動が国に対する脅威であると強調しました。
尹大統領は、暴動で拘束された青年たちに対しても謝罪し、戒厳が国と国民のためのものであったと弁明しました。
最後に、弾劾が棄却された場合の政治改革について言及し、任期の後半に改憲を推進する意向を示しました。
彼は、国民の意志を結集し、憲法と政治構造の改革に全力を尽くすと誓いました。
尹大統領の発言は、彼の政権の立場を強化する一方で、野党との対立を一層激化させる可能性があると考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/07f3a2b7fbbe8e6ea6c9cfb3a021ebe5880b63a5
尹大統領が弾劾審判を受けたことに対するネットのコメントでは、北朝鮮の影響や国内の北朝鮮支持勢力についての意見が多く見られました。
あるコメントでは、北朝鮮からの直接的な指令があったかは不明でも、韓国内での扇動は確かであると強調されていました。
また、尹大統領が親米的な立場を取っているため、北朝鮮側からは次期大統領候補である李在明氏も好まれないだろうとの見解もありました。
さらに、ハンギョレ新聞が尹大統領の主張をそのまま伝えたことに対して、珍しいことだが評価する意見もありました。
歴史ドラマ『六龍が飛ぶ』に例えたコメントでは、権力が打破される様子が描かれ、今後の結末に対する興味が示されていました。
また、尹大統領を支持していたが、今後は李在明氏が次期大統領になると予想する声もあり、韓国が北朝鮮に取り込まれることを懸念する意見もありました。
全体的に、コメントは今後の政治情勢への不安や期待を反映しており、特に北朝鮮の影響についての関心が強かったです。