尹大統領が憲法裁で弾劾審判の最終弁論を行い、巨大野党の影響で政府機能が麻痺していると主張。改憲や政治改革を進める意向を示しました。
要約すると尹錫悦大統領は、25日に憲法裁判所で行われた弾劾審判の最終弁論で、巨大野党による弾劾や立法暴走、予算の乱用が政府機能を麻痺させていると主張しました。
彼は、政治的目的のために権限を悪用することは憲政秩序を崩壊させるものであり、これが国民にとって深刻な危機であると警告しました。
尹大統領は、職務に復帰した場合、改憲や政治改革を推進する意向を示し、現行憲法が時代に合わないと指摘しました。
彼は、任期後半に集中して改革を進める考えを述べ、国民の意向を集約して迅速に憲法を改正することを目指すとしました。
また、国内問題については首相に権限を大幅に委譲する意向も明らかにしました。
12月3日の非常戒厳については、国が危機的状況にあることを宣言するものであり、国民に共に乗り出すよう訴えました。
弁論では、戒厳の過程で国民に混乱を招いたことを謝罪する一方で、憲法裁の結果に対する承服の意向は示しませんでした。
国会側からは、尹大統領が憲法を破壊しようとしたとの批判があり、彼の罷免が求められています。
この弁論をもって、尹大統領の弁論手続きは終了し、憲法裁の結論は来月中旬に出る見込みです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6c4f7e4f0b5fa432986fa2d4bc67489ffc6ed6a3