尹大統領が憲法裁判で2時間以上遅刻し、国会側の弁論を無視した姿勢が批判されています。彼の意図的な行動が憲法守護の意志に疑問を投げかけています。
要約すると2023年10月25日、ソウルの憲法裁判所で行われた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾審判第11回弁論において、尹大統領が2時間以上遅刻して姿を見せなかったことが話題となっています。
この弁論は午後2時から始まりましたが、尹大統領は国会側の弁論を聞かず、自身の発言が可能な最終意見陳述の時だけ法廷に出席しました。
この行動は、国会の弁論を意識した意図的な遅刻ではないかと指摘されています。
憲法研究官出身のノ・ヒボム弁護士は、尹大統領が国会側の発言を聞くことが苦痛だったのではないかと分析し、彼が自身の発言だけを重視したいという思いがあったのではないかと述べました。
尹大統領のこのような出席態度は、過去の弁論でも見受けられ、特に証人尋問の際に席を外すなどの行動が繰り返されています。
国会代理人団のイ・グムギュ弁護士は、尹大統領の態度が公務員や国民の視線を無視していると批判し、憲法を守る意志が感じられないと指摘しました。
ノ弁護士も、法廷の礼儀に照らし、最初に出席したように最終弁論でも忠実に出席し、国会側の意見を聞くことが礼儀にかなっていると述べました。
尹大統領のこの行動は、憲法裁判における彼の姿勢や公務員としての責任感に疑問を投げかけるものとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/29814c798179da3652d035cad799363c62b0890a