イーサリアム財団の宮口あや氏がエグゼクティブ・ディレクターを辞任し、プレジデントに就任。新しいリーダーシップ構造の策定が進行中で、コミュニティからの中心メンバー刷新の声も高まっています。
彼女は自身のブログ「インフィニティガーデンの新章」において、エグゼクティブ・ディレクターとしての役割を終え、新たな役割を担うことを宣言しました。
宮口氏は、イーサリアムに関する深い洞察を得た数週間を振り返り、ネットワークのパフォーマンスやETHの市場価値を巡る議論が起こる中で、イーサリアムの真の強みは「誰のものでもない」という点にあると強調しました。
この考えは、世界中の人々がイーサリアムについて自分のもののように語ることが、コミュニティの最大の資産であることを示しています。
彼女は1年前にイーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン氏とこの移行の可能性について話し合っていたことも明かしました。
ブテリン氏は、宮口氏がエグゼクティブ・ディレクターとして7年間で多くの成果を上げたと評価し、彼女の役割が他の人々が成功するための環境を作ることにあったと述べました。
今後も宮口氏はEFをサポートし続ける意向を示していますが、ブテリン氏は新しいリーダーシップ構造の策定にも取り組んでいるとのことです。
この発表は、EFの中心メンバーの刷新を求めるコミュニティからの声が高まる中で行われました。
ブテリン氏は、EFのリーダーシップ体制に大きな変更が進行中であることを明かしており、コミュニティからは元EF研究者のダニー・ライアン氏やイーサリアムフランスの社長ジェローム・デ・ティシェイ氏が新たなエグゼクティブ・ディレクターとして推薦される声が多く上がっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ead823db7de732c6e568135b4030becaa2c30260