スターバックスが透明カップから不透明で堆肥化可能なカップに切り替え、環境への配慮を強化。インスタ映えからの大きな変化。
この変更は、2025年2月11日からカリフォルニア州、ワシントン州、マサチューセッツ州を含む14の州で実施されます。
スターバックスは、これまでインスタグラム映えするデザインのドリンクで知られていましたが、今回の変更はそのプレゼンテーションスタイルを大きく変えるものです。
新しいカップは白色で、平らまたはドーム型のフタが特徴で、以前のテイクアウト用の紙カップに似ています。
カップには「このカップは堆肥化可能です。
一緒に廃棄物削減に貢献しましょう」というメッセージが記載されており、環境意識の高まりを反映しています。
スターバックスは、2019年に発売したタイダイ・フラペチーノや、ユニコーン・フラペチーノなど、色鮮やかなドリンクがSNSで話題になることが多かったため、この不透明なカップへの移行は大きな方向転換と言えるでしょう。
ブランディングコンサルタントのマリオ・ブラズ・デ・マトスは、パッケージ変更がブランドの体験や認識に大きな影響を与える可能性があると指摘し、環境へのポジティブな影響と比較して考慮されるべきだと述べています。
スターバックスは、アメリカ全体に1万7000以上の店舗を展開しており、環境への配慮を進めるこの取り組みは、今後のブランド戦略において重要な意味を持つでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4e755b4a35757419e3b368ebe58d0ad59174b51f
スターバックスの新カップ導入に関するコメントは、環境意識の高まりやデザインの変化に対するさまざまな意見が寄せられました。
特に、スタバのドリンクが視覚的に美味しそうに見えるように工夫されている点が指摘され、新しい透明カップの導入が驚きとともに、消費者の関心を引く可能性についての意見がありました。
また、アメリカのスタバと比較し、日本では限定商品が多く、インスタ映えを意識したデザインが重要視されているため、今後の方向性について疑問を持つコメントもありました。
さらに、環境への配慮としてバイオマスプラスチックの導入が挙げられましたが、まずは確実に廃棄物を減らすことが重要であるとの意見もありました。
過去には友人との交流の場として利用されていたスタバですが、現在は多くのカフェチェーンが存在するため、スタバでなければならない理由が薄れているとの声もありました。
最後に、映えを求める顧客向けに有料で透明カップを提供する提案や、数年後に再びプラスチックに戻るのではないかという懸念も見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
スタバのドリンクはわざと透明プラ面に果肉を入れたりソースをかけてマーブルやグラデーションの色を見せたり。
日本は限定が映えるように作られてるから大きく方向転換しない限り導入は無理でしょうね。
冷たいものと熱いもの…帰りに袋とか包装が多すぎるのが気が引けます。
バイオマスプラスチックの導入も環境負荷の軽減にはつながるが、まずは確実に廃棄することが先決かと。
今は色々なカフェのチェーン店が溢れている中、スタバでなければならない理由が薄れていっている。